ライバル同士に見えるOpenAIとGoogle Cloudが手を組むと、現場の選択肢は本当に広がるのでしょうか。
OpenAIはOpenAI models are coming to Google Cloudで、同社のフロンティアモデルとCodexのワークフローをGoogle CloudのModel Gardenで提供すると発表しました。入手経路はGoogle Cloud Marketplaceです。
「どのクラウドか」と「どのモデルか」が切り離される
たとえばGoogle Cloud上にデータ基盤を置いているチームが、コード生成にはCodexを使いたいと考えたとします。これまでは、別ベンダーとの契約や接続の整備が先に必要でした。今回の発表のとおりなら、普段使っているGoogle Cloudの画面とMarketplaceの延長で試せる形に近づきます。
- Before: クラウドを決め、使いたいモデルが対応していなければ別経路を用意する
- After: 基盤はそのままに、Model Garden上でモデルを並べて比較し、用途ごとに選ぶ
この変化で得をするのは、すでにGoogle Cloudを使っているエンジニアリングチームです。評価の手間が減り、モデルの入れ替えも試しやすくなります。
試すべきは「ワークロード単位の使い分け」
ここから実務で言えるのは、モデル選定の単位をベンダーからワークロードに移せる、ということです。要約はこのモデル、コード支援はあのモデルというように、成果と費用で比較する設計に切り替えやすくなります。
なお、提供範囲、価格、対象モデルの詳細は元記事と各社の案内で確認が必要です。まずは小さな業務で並べて試すのが現実的です。
冒頭の問いに答えるなら、Yesです。競合関係にあっても、利用者の側では「基盤を固定したまま最適なモデルを選ぶ」流れが進みつつあります。
出典: OpenAI models are coming to Google Cloud
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