朝倉陽

コラム

「任せた」の先に見えるもの ─ AIエージェント実地観察記 第2話

前回の話では、AIエージェントを初めて実務に組み込んだときの違和感を書いた。今回は、その後しばらく使い続けて気づいたことを書く。エージェントに慣れてくると、面白いことが起きる。最初は「どこまでやってくれるんだろう」と恐る恐る委ねていたのが、...
AIコーディング

ツール選びより設計力——AIコーディングで差がつく場所が変わった

AIコーディングを巡る議論が、静かに変わりつつある。「どのツールがいいか」という問いが盛んだった時期はほんの少し前のことだが、2026年の春から、競争の軸がずれ始めている。AIコーディングは「ツール選び」から「実行基盤設計」へ移っている(h...
AIコーディング

「封印」は始まりだった ─ Claude Mythosの漏洩が示すAIコーディングの次の地平

2026年3月末、Anthropicの内部から予期せぬ形で情報が流れ出た。CMSの設定ミスが原因だった。だが「ミス」が暴いたのは、単なる未発表製品の存在ではなかった。【2026年4月最新】Claude Mythos(ミトス) Preview...
AIコーディング

個人と組織の解決策は揃った。残る問いは「誰がコストを持つか」だ

AIコーディング時代のジュニア育成問題は、これまで多くの角度から論じられてきた。だが、ある整理を読んで、問題の見え方が少し変わった。ジュニア育成の解決策はもう出尽くしている、ただし1つの層を除いて(aimar氏、Zenn)は、育成問題の解決...
AIコーディング

記憶が続くとAIは変わる — 長期記憶が開発支援ツールを「思考パートナー」にする条件

Claude Codeに長期記憶を持たせたら、壁打ちの質が変わった は、AIエンジニアの@noprogllamaによる実装記録だ。Claude CodeにカスタムのRAGシステム「sui-memory」を接続し、1,942セッション分の会話...
AIコーディング

育成の空白を埋めた側が、採用標準を手にする

ジュニア育成の解決策はもう出尽くしている、ただし1つの層を除いては、AI時代のジュニア育成の解決策を「個人・組織・業界社会」の3層に分けて整理した記事だ。個人レベルの学習法やAIとの付き合い方、組織レベルのメンタリング・評価制度については提...
AIコーディング

AIコーディングツールが変えているのは速さではなく、1人が扱える仕事の射程だ

GitHub Copilotが公開されて約3年。「AIでコードが速く書ける」という体感は、多くのエンジニアにとって実感を伴うものになっている。GitHubの調査ではCopilot利用者のタスク完了速度が最大55%向上したとされており、Jet...
生成AI

「補助ツール」を超えた AIエージェント——協働設計が実務者の差分になる

Claude Code がコードを書き、Devin が Issue を自律的に処理し、Cursor がリファクタリング提案を出す。生成AI は「使えると便利なツール」から、開発フローの構造そのものを変える存在へと移行しつつある。変化のドライ...