マーケティング担当者が、自分の業務フローを自分でコードに書き起こす。それは一部のエンジニア出身者だけの特殊技能なのでしょうか。
Marketing ops as code: Automating events from planning to follow-up on GitHub では、GitHubで日本・韓国のマーケティングを統括するTomoko氏の事例が紹介されています。元エンジニアの彼女は、GitHub CopilotとGitHub Actionsを使い、イベント企画からフォローアップまでを自分で自動化しています。
「開発の道具」が「業務の道具」になる
CopilotやActionsが「エンジニアが使うもの」という前提を、この事例は静かに外しています。彼女が自動化しているのは、告知作成や参加者対応、フォローアップメールといった、非エンジニアの現場にある業務です。AIコーディングがハードルを下げたことで、コードを書ける人が自分の業務のためにツールを組む、という選択肢が現実的になってきています。
Before / After で見える変化
これまでは、業務を自動化したくても要件を整理してエンジニアに依頼し、開発リソースが空くのを待つ必要がありました。Tomoko氏のケースでは、その待ち時間が消えています。ボトルネックを理解している当人が実装もできるため、着想から運用までの距離が縮まっているのです。
もちろん、彼女のように開発経験を持つ人材はまだ多数派ではありません。ですがAIコーディングが底上げしているのは「ゼロから書く力」より「書きたいことを形にする速度」です。非エンジニア出身の担当者にとっても、この距離は縮んでいく可能性があります。
自分の業務を、自分の手でコード化できるか。答えは、すでに「一部ではYes」に変わりつつあります。
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