食料品チェーンのAIは、レジや売り場より先に社内の仕事を変えるのではないか。そう感じさせる事例が出ています。
OpenAIが公開したHow Albertsons Companies is reimagining retail from the inside outによると、Albertsons CompaniesはChatGPT EnterpriseとOpenAI APIを使っています。目的は、社内チームの仕事を速くすることと、数百万人の顧客の買い物をしやすくすることです。
「顧客向け」より先に「社員向け」
注目したいのは、タイトルの「inside out」という順序です。顧客体験を変える前に、社内の働き方から手を入れる進め方だと読めます。
ChatGPT Enterpriseは従業員が日常業務で使う道具です。APIは自社の仕組みに組み込む部品です。この2つを併用すると、社内の生産性向上と顧客向けの改善を同じ基盤で進められる可能性があります。
推進側にとっての機会
小売は店舗、商品、顧客対応と業務の幅が広い業種です。現場の小さな手間をAIが減らせれば、その効果は広い範囲に及びます。
まず社内で使い込み、手応えのある用途をAPIで顧客向けに広げる。この順序なら、新技術を試す際の失敗コストを抑えやすくなります。
なお、元記事の抜粋から確認できるのは上記の方針までです。具体的な成果の数値は、原文で確かめてください。
示唆
AI導入というと顧客向けの派手な機能に目が向きがちです。しかし、足元の業務を変えるところから始めるのが、現実的な入口になりつつあります。自社でも「最初に楽になる社内業務はどこか」から考えてみる価値があります。
出典: OpenAI
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